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2014年3月11日火曜日

「ダラス・バイヤーズクラブ」

先日アカデミー賞が発表されましたが、「ダラス・バイヤーズクラブ」よりマシュー・マコノヒーとジャレッド・レトが主演・助演でW受賞しましたね。
ノミネートされてること知らずに発表の1週間前にこの作品を観に行きましたが、二人の演技力、凄まじいものがありました。



物語は

HIVを患った男が治療薬を求めて、製薬会社や政府と戦う姿を描く、実話を基にした人間ドラマ。(Movie Wakerより)

そう書けば、「正義感のある男が、社会に楯突くかっこいいドラマ」と思われるかもしれませんが、違います。
多数の女性と肉体関係をもったせいでHIVになった男が、自分が助かるために手に入れた薬を使って金儲けすることを企てるが、政府の法律が邪魔だった…って映画です。

もちろんマシュー・マコノヒーがHIVになる男なのですが、その病弱になっていく様が気持ち悪いくらい現実味がある演技でした。そして中盤からあらわれるゲイの助手(ジャレッド・レト)もまた然り。

重いテーマなのですが、主人公の楽観的な姿勢がかなり好感もてるし、
テンポもいい感じで進むので見ていて苦ではありません。

監督はジャン=マルク・ヴァレ、作品賞も惜しかったですね。

2013年2月10日日曜日

「再会の街で」


「ビッグダディ」を観たらアダム・サンドラーの作品がまた観たくなりました。そこで選んだのがこの作品「再会の街で」です。二度目の鑑賞になりますが、4年振りということと、その4年の間に『9.11』に関する知識をより得たことで前回とは少し異なる視点で見ることができました。

“911の遺族の更生”という重いテーマですが、それを友情、音楽、女性を混じえることでいい意味でも悪い意味でも軽い感じで仕上げています。監督の マイク・バインダーはコメディ出身なのでそれも仕方がないのかな。でも映像はとても綺麗だし、挿入歌やサントラもとてもいい。洋楽好きの私にはかなり合います。ちなみに音楽はロルフ・ケントが担当しています。

また、キャストが豪華絢爛です。
主演はアダム・サンドラーで、「ホテル・ルワンダ」のドン・チードル、スティーブン・タイラーの娘リブ・タイラー、そして判事役でドナルド・サザーランドが出演しているんですが、特にドナルド・サザーランドの威圧感というかオーラが半端ないです。ベテランという域を超えてもはや神ですね(笑)

同じく911の遺族をテーマにした「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」と併せて鑑賞するのをお勧めします。


2013年2月8日金曜日

「引き出しの中のラブレター」


2009年公開「引き出しの中のラブレター」を観ました。
常盤貴子主演のハートウォーミングストーリーです。ラジオを通して大切な人に思いを届けます。題名に「ラブレター」とありますが、恋愛ものではありません(恋愛要素が無い訳でもない)。登場人物が多く、それぞれの視点でしっかりとストーリーがあるため、色々な人にフィットする作品になる思います。
やはりこの映画の見どころは名俳優の仲代達矢の演技では無いでしょうか。黒澤明監督にも才能を評価され続けられたその力…一見の価値ありです。

音楽は私のお気に入りの一人、吉俣良が担当していました。
またエンドロールで流れていたSkoop on Somebodyの「椛 〜momiji〜」も良曲です。





2012年12月1日土曜日

「きみに読む物語」

ニック・カサヴェテス監督「きみに読む物語」(2004年アメリカ)を観ました。認知症で過去を思い出せない女性に、老人がある物語を語ります。その物語はノアという木工業を生業とする青年とアリーという富豪家生まれの美少女のお祭りでの出会い、恋に落ちる話。ラブストーリーの設定は期待を裏切らないベタな展開に進みますが、そこがいい。また認知症に重きを置かず、感動の種の1つにしていることでとても見やすく、綺麗なお話になっています。

レイチェル・マクアダムスとライアン・ゴズリングの熱い愛の表現(笑)には少しドキドキします。ジェームズ・ガーナーも相変わらず瞳の演技が上手です。



2012年7月30日月曜日

「レインマン」

「レインマン」鑑賞。1988年のアメリカ映画という事で余談ですが、生まれが私の年と一緒です。若いトム・クルーズですがファッションに年代を感じます。
音楽の担当がハンス・ジマーでした。TOTOっぽい感じでしたので最近の作品と比べて違和感がありました。
物語は自閉症と兄弟をテーマに描かれています。この2つのキーワードが今の自分の心にダイレクトに響き感動しました。
まずダスティン・ホフマンがこの自閉症を表現しています。完璧主義者だけあり、自閉症についてかなり勉強をしたのでしょう。言葉が適切かどうかわかりませんが、本当に素晴らしい演技です。
そしてトム・クルーズ演じるチャーリーが、この自閉症の兄との絆を気づかぬ内に縮めていきます。やはり血の繋がった兄弟は、どんな形でも愛はありますよね。私も口を聞かなくなった兄貴がいる身として、兄弟について深く考えました。取り扱い方が難しい点では一緒かもしれません、仲良くできるように距離を縮めていきたいものです。


「ミリオンダラー・ベイビー」

巨匠クリント・イーストウッド監督アカデミー賞作品賞受賞「ミリオンダラー・ベイビー」、クリント・イーストウッドとモーガン・フリーマンの共演で、さらに主演女優のヒラリー・スワンクもアカデミー賞を受賞しています。

クリント・イーストウッドは常にアメリカを風刺していて、今作も尊厳死について重く描写しています。
ヒラリー・スワンクの役作りはすごいです。オリンピック選手並の筋肉を付けたボクサーと思いきや、げっそり痩せた病人を忠実に表現しています。そしてサクセスストーリーからのカタストロフィ、もう何も言葉が思いつきません。
この作品は本当に深いです。きっと一回見ただけじゃ何もわかりません。
もう一回観たいと思います。