2012年8月22日水曜日

「小説家を見つけたら」

2000年の米映画「小説家を見つけたら」観ました。
ショーン・コネリー演じる”元”小説家ウィリアム・フォレスターと、16歳のバスケットと書物、2つの才能をもつ純粋な少年が出会い、お互いに変化をもたらし成長していく心暖まる作品です。何よりウィリアム・フォレスターの成長が顕著に見てとれ、目頭が熱くなります。
またエンディングのカメラワークとエンディングソング「Somewhere Over the Rainbow / What a Wonderful World」への入りが素晴らしく、そしてエンドロールの演出もこの映画のテーマである”友情”を強く訴えています。
それとは別に、ウィリアム・フォレスターが自転車を漕ぐシーンが特にお気に入りです。


「メメント」

クリストファー・ノーラン監督作「メメント」鑑賞しました。
時系列を逆にし、物語を終わりから始まりまでの流れで描く斬新さはアカデミーで脚本賞を受賞だけあります。そして結末まで辿りついた時、必ずすぐにでもこの映画を見返したくなります。
10分しか記憶が持たない病気(?)を抱えた男(ガイ・ピアース)が、妻を殺した犯人を突き止める…こう書くだけで面白そうではありますが、物語はかなり複雑、だけどシンプルな結末です。名脇役ジョー・パントリアーノの演技に注目です。本当に何度でも何度でも見たくなる作品、素晴らしかったです。