2012年7月30日月曜日

「レインマン」

「レインマン」鑑賞。1988年のアメリカ映画という事で余談ですが、生まれが私の年と一緒です。若いトム・クルーズですがファッションに年代を感じます。
音楽の担当がハンス・ジマーでした。TOTOっぽい感じでしたので最近の作品と比べて違和感がありました。
物語は自閉症と兄弟をテーマに描かれています。この2つのキーワードが今の自分の心にダイレクトに響き感動しました。
まずダスティン・ホフマンがこの自閉症を表現しています。完璧主義者だけあり、自閉症についてかなり勉強をしたのでしょう。言葉が適切かどうかわかりませんが、本当に素晴らしい演技です。
そしてトム・クルーズ演じるチャーリーが、この自閉症の兄との絆を気づかぬ内に縮めていきます。やはり血の繋がった兄弟は、どんな形でも愛はありますよね。私も口を聞かなくなった兄貴がいる身として、兄弟について深く考えました。取り扱い方が難しい点では一緒かもしれません、仲良くできるように距離を縮めていきたいものです。


「ミリオンダラー・ベイビー」

巨匠クリント・イーストウッド監督アカデミー賞作品賞受賞「ミリオンダラー・ベイビー」、クリント・イーストウッドとモーガン・フリーマンの共演で、さらに主演女優のヒラリー・スワンクもアカデミー賞を受賞しています。

クリント・イーストウッドは常にアメリカを風刺していて、今作も尊厳死について重く描写しています。
ヒラリー・スワンクの役作りはすごいです。オリンピック選手並の筋肉を付けたボクサーと思いきや、げっそり痩せた病人を忠実に表現しています。そしてサクセスストーリーからのカタストロフィ、もう何も言葉が思いつきません。
この作品は本当に深いです。きっと一回見ただけじゃ何もわかりません。
もう一回観たいと思います。


「奇人たちの晩餐会」

1998年のフランス映画 「奇人たちの晩餐会」観ました。
コメディー映画です。そして最高です、この作品。かなり笑わせてもらいました。
フランスのコメディーは初見でしたが、ここまで面白いとは…脱帽です。
まず、設定が面白いです。

”バカな人たちを集めてバカにする晩餐会”をとある金持ちが道楽で主催するのですが、そのバカの収集にもかなり本格的、そして選ばれたピリョン(写真左)がバカの上に超が2つ付く程のバカ。そしてこのピリョンと主人公のやりとりが傑作です。

時間も1時間少しなので飽きることもなく、腹の底から楽しめる作品です。



「ソード・フィッシュ」

「ソード・フィッシュ」 2001年のアメリカ映画、監督はドミニク・セナです。
天才ハッカー役にヒュー・ジャックマン、いつでもクールなボス役にジョン・トラボルタ、二面性を持つ謎の美女にハル・ベリー。個人的にはヒュー・ジャックマンがどうしてもハッカーって感じがしなかった(もちろん、ハッキング以外の演技に違和感は無いのだけれども)です。

この映画を見る上でキーワードとなるのが”思い込み”です。つまり手品の如く人の思いを欺く…それを冷静沈着にジョン・トラボルタはやってのけます。皮肉にもその被害者となるヒュー・ジャックマンは「プレステージ」という作品で、マジシャンの役をやっているのです、なんともミイラ取りがミイラになる感じで鑑賞してました。
序盤に爆破のシーンがありますが、それを見るだけでもかなりのお金がつぎ込まれていることがわかります。
総じて、かなり面白かったし完璧に騙されました。
先の見えない展開で、人の心理のさらに上をいくトリックは必見です。



2012年7月29日日曜日

「涼宮ハルヒの消失」

ここ最近、長編アニメーション映画がマイブームです。
そして今回、「涼宮ハルヒの消失」を見終わりました。
まず第一にアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズを全部観てる身としてこれは映画館で見ておくべきだったと反省。京都アニメーションの真価は以前見た「けいおん」よりこちらの方が表れている気がします。
そしてストーリーが素晴らしい。タイムパラドックス系特有の見終わった後に頭の中で整理する時間がかなりかかったけれども、最後のシーンの真意なども含め、いろいろ考えさせる(=視聴者にいろいろな視点を持たせる)映画なのでしょう。
声優の杉田智和さんもこれがプロ!と言わんばかりの名演技。「カ◯フル」という長編アニメーション映画のキャストに学んでいただきたいところです。

…とずらずら書きましたが、かなり満足度の高い映画でした。

2012年7月23日月曜日

「おおかみこどもの雨と雪」

「おおかみこどもの雨と雪」観てきました。

涙こそ流さなかったものの、学ぶべきことがたくさんあります。
特に子育てに奮闘するママさん達には人一倍感動するはずです。
また見終わった後、親に感謝したくなります…そんな映画です。

個人的に感動したのはサントラです。前回の細田守作品「サマー・ウォーズ」は松本晃彦氏だったけど、今回は高木正勝氏に変わっています。SWが素晴らしかっただけに、今回どんな感じになるか期待と不安のもと鑑賞しましたが、いい意味で裏切られました。素晴らしい、素晴らしいかな高木正勝。


2012年7月22日日曜日

「けいおん!」

「映画 けいおん!」やっと観ました。
なんと感想を言ったらいいかわかりませんが、普通に感動します。
期待を裏切らない”緩さ”とテンポ、そして最後の梓に贈る歌も普通に涙腺に響きました。ただ最後にもう一押しあれば涙流せたと思うだけに、悔やまれます。ちなみにほぼ梓メインの映画なので梓好きには嬉しいですね。
あと当たり前ですが、この映画を見るにはアニメ1期、2期を観る必要があります。いきなりこの映画だけ観てもわからないと思うのでご注意を。


2012年7月13日金曜日

「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」

観ました、「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」。
今作で一番驚いたことは、なんとミーガン・フォックスが出演していない、という事。せっかく2作ヒロインを務めたので今作も出演し”純愛”を貫いて欲しかったと思いました。
そして今作は人間の戦いに注目です。人間でもディセプティコンにここまで立ち向かえるぞっということを証明させました。映像美もコマ数が増えた感があり制作サイドの苦労を感じます。
しかしアポロやチェルノブイリなど事実に基づいた事柄にトランスフォーマーの話を無理やりねじ込んだ感が否めず、さらにあっけなくエンドを迎えます。続編があるなら期待したいです。


2012年7月10日火曜日

「Limit of Love 海猿」

土曜日に地上波でやっていたので流し観てしまいました。
「Limit of Love 海猿」、監督の羽住英一郎氏については全く知らないので割愛します。海上保安官という職…命と隣合わせで褒められることも少ない中、どんな状況にあっても任務を自分の信念のもと遂行する…もちろん作品なので事実でないこともあるかと思いますが、それでも日々だらしなく仕事を行なっている人に観て感化して頂きたい。
音楽の佐藤直紀は私が一番好きな作曲家です。今作品も素晴らしいです。
俳優陣に関しては、超一流の皆さんなのでずっこけることも無く、普通に感動できます。(ただし個人的に伊藤英明の演技はあまり好きでない…)
今週には3が地上波で放送され、翌日には4が映画公開です。
お金に余裕があれば見に行こうと思います。


2012年7月9日月曜日

「トランスフォーマー リベンジ」

マイケル・ベイ監督「トランスフォーマー リベンジ」観ました。
トランスフォーマーを超えるCG作品ってあるの?って思う程、他の映画を圧倒する映像美、そして重低の効いた効果音。
続編なので1stみてない人は話置いてかれますが、それをフォローする圧倒的な映像美(大事なので2回言いました笑)。
男子は基本好きですよね、こうゆうロボットもの。
シャイア・ラブーフは少し大人っぽくなりましたね。
個人的にジョシュ・デュアメルにもっとスポットを当ててもいいのではと思いました。
続編「ダークサイド・ムーン」も楽しみです。