2013年6月2日日曜日

「アパートの鍵貸します」

1960年のアメリカ映画「アパートの鍵貸します」観ました。感想から言うと、なぜもっと早くこんな素敵な映画を観なかったのか、という後悔が生まる程にお薦めな作品でした。
戦後アメリカ映画界最高の喜劇俳優と呼ばれるジャック・レモン演じるお人好しとシャーリー・マクレーン演じる男を見る目が無いエレベーターガール、そして2人の会社のボス役フレッド・マクマレイの3角関係が面白い!
伏線の仕込み方と、その回収が堪らなくかっこいいです。アカデミー賞5部門受賞していることからもこの作品の素晴らしさが伺えます。

モノクロ映画ですが、この様な名作は色褪せる事なく面白く、今後も何世代にわたり鑑賞されつづけることでしょう。

「オブリビオン」

5月31日公開の「オブリビオン」を観てきました。ジョセフ・コシンスキー監督のSFスリラー作品です。トム・クルーズ主演、オルガ・キュリレンコ、モーガン・フリーマンとキャストは超豪華。
個人的にこの映画を楽しみにしていた要因の1つにサウンドがあります。重低音を上手に効かせ緊張感を生み出す一方で、安らげる場面での小鳥のさえずり1つにもサラウンドが響き渡り、洋画のサウンドの醍醐味を味わうことができます。
ストーリーは理解しやすい内容ですが、謎が多く残り、あまりスッキリする映画では無いです。音楽はM83が担当しています。

久しぶりにSF映画を観ましたが、飛空艇のデザイン(ユーザーインタフェース)などでインスピレーションが刺激されます。理系はやはりSF映画好きですね。