2012年9月23日日曜日

「ダーティハリー」

クリント・イーストウッドの当たり役「ダーティハリー」鑑賞(1971年作品)。
若かりし頃のクリント・イーストウッドを見るのは意外にも初でした。
まず、序盤の銀行強盗へのキャラハンの冷静な対応が印象的です。ホットドッグを口に入れ、噛みながら敵を銃で黙らせる…かっこいい。
そして最後にアメリカ警察の実情に嫌気が刺したキャラハンがとったラストの行動に痺れます。

私は知りませんでしたが、新米警官にはよく「ダーティハリー症候群」というものがあるそうです。正義の名のもとに犯罪者を自ら次々と処刑してゆく…と文字にすると誤った方向の正義な感じがします。実際にはそこに感情などの背景が存在し、例えばキャラハンの行動が生まれると思います。もちろん正しいとも誤っているとも思いませんが。

この映画の音楽はラロ・シフリン、「ミッション・インポッシブル」や「燃えよドラゴン」で有名な音楽家です。今作は上2つの様に頭について離れないという音楽では無いですが、それでも緊張感とサスペンスフルな感じをうまく表現でいていると思います。

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