2012年11月5日月曜日

「クヒオ大佐」

「クヒオ大佐」を観ました。監督は「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」で注目を浴びた吉田大八です。
とても斬新な始まりをする映画で、吉田監督のカリスマ性光る作品だと思います。

事前知識を持たない状態で観たので、なんの話かと思ったらいい意味でくだらない話でした。
個人的に「悪人」を見てからハマッてしまった満島ひかり。そして今作も彼女の演技が素晴らしすぎる。「愛のむきだし」にて「もはや狂気とも呼べる領域に達した満島の芝居にすべてが圧倒された」と園監督に言わしめただけあります。彼女は今後も要注目です。
またホステス役の中村優子、役に対する熱意に脱帽です。実際に映画の撮影前、女優であることを伏せ、銀座のクラブで働いていたのだそう。実際に指名も受けていたそうなので驚きです。
そして何より堺雅人がクヒオ大佐を演じたことが、この映画の面白さを際立てています。


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