2012年10月9日火曜日

「英国王のスピーチ」

アカデミー作品賞受賞作「英国王のスピーチ」を観ました。
やはり前評判のごとく素晴らしい作品でした。俳優陣も豪華ですね。
英国王役にコリン・ファース、治療者ローグはジェフリー・ラッシュ、英国王の兄にガイ・ピアーズ、エリザベス役にヘレナ・ボナム=カーター…と全員知ってる名前です。
ニューヨーク誌は「魂を昇華する物語」と賞賛してましたが、まさにその通りで、思いを昇華させた形の1つが「言葉」なのかなと思います。その昇華のさせ方が下手な、吃音症に苦しむ王と独自の手法でそれを治療するローグの出会いと葛藤と成長の物語です。
第二次大戦前夜の英国王のスピーチ、それにどれほどの影響力があるか計り知れませんが、そのスピーチがあって今の英国、そして日本があると思うと感慨深いです。
音楽は「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い 」のアレクサンドル・デスプラです。



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